札場跡 #みすぎじかん
札場跡 Map
札場跡 概要
情 報
- 所在地
津市美杉町奥津
- 駐車場 -
- Wi-fi -
- ペット -
サービス
ご案内
説明
伊勢本街道沿いに奥津宿を歩き、現在の伊勢奥津駅を過ぎ、宮城橋、おんばさんを越えて200mほど進むと左手に見えてきます。
現在は札場跡を示す案内看板が立つのみですが、それによると慶応4年(明治元年)当時の渡会県太政官がお伊勢参りの人々へ通行証を渡した場所と説明書きにあります。
札場跡の由来は、通行証(札)を渡したからとも言われますが、一般的には現在の掲示板のようなものだと考えられます。つまり人々の往来が多くよく見える場所に、役所の布告や禁令といった告知を記した木の札を立てたり、吊るしたりした場所です。
渡会県(わたらいけん)とは、江戸時代から明治に移行する際に明治政府によって設置された県で、伊勢国内の天領(旧の幕府の領地や旧の旗本の領地)と伊勢神宮領を元としていました。そこを管轄する国の執政官が太政官で、自分の管轄(伊勢神宮)へ立ち入る者への決まり事などを書いた布告を示したと考えられます。