延命地蔵菩薩 おんばさん
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【概要】
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【ご案内】
伊勢本街道沿い旧奥津宿にある地域信仰の対象。
地蔵菩薩が祀られており、そばの説明板にはいわれが記されています。
説明板が立てられた当時から300年前(おそらく江戸時代)に地域の子どもたちの流行り病を癒そうとお祀りしたのが始まりで、今でも地域住民が管理をしています。
伊勢本街道沿いに立つ案内板の脇から農地の間を抜ける細い参道への入り口があります。本街道からは大きなイチョウの木とその裾に建つ祠が見えます。
おんばさんに伝わる話を二つご紹介
「昔から地域の子どもたちの流行り病を癒し、霊験あらたかであったおんばさんは、他所(現在の津市一身田)からの引き合いがあり、場所を移した。しかし、再び奥津地区で病が流行った際に地元からおんばさんを返してほしいとの願いが多く、結局奥津地区に戻ったとのこと。これにて流行り病は落ち着いた。この時、返却の願いを受けた一身田の関係者は、夜中の枕元に地蔵菩薩が現れ奥津地区へ返すように言われたという。」
「おんばさんの祠の横に立つ立派なイチョウの木にはひび割れた跡が残っている。これは過去に3度、雷が落ちた跡だという。」